AV業界のギャラ事情。企画モノから単体モノまで大暴露!!<その4>
良心的な事務所に入ると考えられないような高収入を得られることもあるけれど……!?
<前回>は悪徳AVプロダクションから多額のピンハネをされているかわいそうな単体女優舞田N美ちゃんの話を紹介した。
だが、この業界、おもしろいもので、なんと、逆の例の女の子もいる。
20歳の頃、当時勤めていたキャバクラで出会った元アイドルAV女優がいる。
舞田N美ちゃんがデビューしたマックス○同じくらいの大手である、ジャパンホームビデオというAVメーカーがある。ここからA級美少女扱いでデビューした村上Mわちゃんだった。
ギャラの話を聞いたら、特別大手の事務所ではなかったけど、ちゃんと折半してくれる良心的な所だったらしく、1本150万円以上しか貰ったことがないと言っていた。(当時のメーカーは、売れる売れない関係なくデビュー時にギャラの契約・相場が決まるんです)
1本で300万円も動くレベルの女の子にも関わらず、大ヒットはしなかったので(この時代もっと売れた女優さんがいっぱいいた)、派手に仕事した割には、親バレや友達バレの心配がなかったとは言っていた。
それでも、有名セルメーカーの第1弾で発売されているので、検索をかければ10タイトルも引っかかるし、ロクに踊れなくてもストリップの舞台に上がれば、30日興行で180万円貰ったって言っていた。
かなり羨ましいけど、でも可笑しいぞ。活動期間1年で、推定2000万円近く手にしているはずの彼女だが、なぜキャバクラで働く必要があるんだろう?
その後の仕事も、時給2000円の水着でウエイトレスをするビアガーデンや、新装オープンのガソリンスタンドのキャンギャルや、六本木の街頭でビールの試飲のバドガールの姿を見かけたことがあるけど、怖くて声が掛けられなかった。
他の友達から聞いた話だと、
「彼女お金持っている様子はないねー。ブランド物とか高い服持っている感じもしないしー。でも、タクシーとかすぐ乗るし、飲食の仕方は全然考えてないか。時間も約束も守らないし……」
と言っていた。どうも、意識しないで大金を湯水のように使い果たしてしまう頭の弱い子だったみたい。
AV業界、大金を稼げるコトとうまく生き抜くコトとは大違い!!
過去に、村上Mわちゃん自身とAV以外の仕事の話を真面目にしたことがあったが、残念な印象だった。キャンギャルの事務所にも所属していたのだが、背が低いし要領が良くないから、AV事務所とは天と地の差位扱いが違うようだった。
また、可愛いけど水商売の才能も男を見る目の才能もなく、時間とお金の管理が出来ないときてるから、キャバクラでもイマイチ売れていなかったな……。
ちなみに、長身で要領が良いため、キャンギャルとAV女優の兼業で、成功している企画女優や企画単体女優さんは多い)AVでこんなに大金を貰っても、蓋を開けてみると全然羨ましくない残念な女の子が多い業界なんですよ。
最後に、ナンパのエキストラで数回顔を合わせたことがある、私と同じ年代の元ベテランの企画女優さんを紹介したい。
彼女は、事務所所属で広く活動していた人だったがAV専業でフル活動。来るもの拒まずの姿勢で仕事し続け、最高で1カ月休みなし。絶頂期で手取り月200万円、数年間は月100万円単位で過ごしていた。
さらには、モデルの収入が月50万円前後にキャンギャルの仕事と並行してこなし(美人ではなかったが、背が高く、パキパキしている整った顔立ちだった)、余り総収入は落ちなかったそうだ。20代後半になってから「このままじゃまずい」と思ったのかもしれません。
お互いに30歳前後になった時、一緒にお茶をしたことがある。
この時は司法書士事務所に勤務していると言っていた。品の良いシャネルの鞄を持っていたのだが、このような逸品を見ることは滅多になかったので、かなりしっかりした方だったとお見受けした。
この人のギャラの話が、今まで聞いた数多くのAV業界のお金の話の中で、身の丈にあったホっとする話だったな。
皆、お金は大切に使おうね♪
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