「脱がない、舐めない、触らせない」風俗とは!?<4>
じゃあじゃあ、お客さんにメリットってあるの!?
脱がない、舐めない、触らせない風俗店が実在するとなると、このような疑問を抱く方がおられるのは当然でしょう。
だって、キスもできないフェラしてくれない、本番どころかお触りすら断られる。ダメダメダメダメ言われて、生殺しのまんま自分だけ丸裸にされてフィニッシュ!?
そんなの楽しいか!! という男性も当然、多数存在します(笑)。
なので、わざわざお金を払って性感エステに来る男性は、他の風俗店だとちょっとありえないような、性感エステならではの事情を持っているんだよねーというお話を今回はさせていただきます。
まずは、他の風俗店を使ったことがなく、いきなりヘルスもソープも敷居が高いからまずはエステから、と考える風俗初心者さん。
さらに、性病が移るのがコワいから……という人。
特に既婚者男性の中には、性病が原因で風俗遊びが奥さんにバレたら大変!! ということで、結婚を機にヘルスを卒業しエステを使うようになるという人もいるのだとか。
また、「自分は風俗には行かないから!」という妙なプライドを持っている男性も、ちょこちょこ見受けられます。このタイプは自分はあんまり風俗には行かないという点を、やたら強調するのが特徴(とかいって、実際は結構遊んでんじゃない? と疑うケースが多々あり)。
こういう男性は、連れだってワイワイとヘルス店へ入っていく男性グループを冷めた目で見ていて、「ケッ、俺はお前らなんぞとは違うんだよ!! 金を払わないと女に相手してもらえないような男にだけはなりたくねーな!」なーんて思っているのでしょうね。
とか言っといて、本当は興味津々だから結局、風俗なのか風俗じゃないのか、微妙なところのあるエステを選ぶわけです。
なんだか、ワイワイ集まってDSをやっている同級生を、ちょっと離れたところから「いつまであんな子どもっぽいものやってるんだ! ケッ」とか思いながら、ほんとは仲間に入りたくて仕方ない、でも親にDSを買ってもらえない、そういうオマセで素直になれない小学生男子のようです。
いやいや、男性とは本当にかわいらしい生き物ですね(笑)。
世の男性の間で性感エステをテーマにしたアレが流行中!?
メディアの影響というのはやはり大きいもので、男性誌やスポーツ新聞に取り上げられた性感エステの記事に影響され、「そうだ、エステ、呼ぼう!」となる方もいらっしゃいます。
そういう記事にどう書かれているかと言いますと、まずは性感エステにはレベルの高い女性が多い、ということ。
実際にレベルが高いか、すなわちキレイ・カワイイかはさておき、たしかに性感エステは、風俗といえばヘルスやソープやピンサロしか存在しなかった時代なら、この業界には入らなかっただろうという「普通の」女性、風俗スレしておらず昼間はOLさんをやっているような女性も、他の業種より多いかもしれません。
ただし、ヘルスやソープやピンサロに長年勤めた後、「もう男に触られたくない!」とエステに転向する風俗嬢は少なくないですから、必ず風俗スレしてない女性にアタるという保証もないのですが。
働く側としてちょっと困っちゃうのは、「エステは『脱がない・舐めない・触らせない』と言っといて、実はヤラせてくれちゃう!! エステ嬢を呼んでハメハメしてみました♪」という内容のAVに感化されて、エステ嬢をひっくり返して自分がエステする気満々で来られる方です。
とんでもない話です。
たしかに、中にはお客様との攻防に疲れた末に「まぁ、いいか」となってしまったり、NOと言うのがニガテで「私なんかヤラれたってしょうがないんだ……」と思ってしまう自己肯定感の低い子、「お金払えばOKだよー」とオプション代をとってそれで稼ぐ子もいるのですが、すべてではありません。
大多数が、ヘルスやソープのようなサービスはできないorしたくないから、その分バックが安くてもエステで働きたいと言う子です。
でも、そのテのAVが流行したのって2〜3年前らしいのですが、未だにそういうお客様、ちょこちょこいるんですよねー。
まぁ、やってはいけないことをあえてしてみたいというのは人の心理であり、禁止されてるからこそ、コッソリやってドキドキ感を味わいたいというのもあるでしょう。
そのドキドキ感こそが性感エステの醍醐味でもありますから、あんまりおカタくするのも考え物。上手いこと、「じゃあ次は触らせてあげるね♪」という具合にかわして、本指名に繋げるエステ嬢もいます。
私、千姫の場合は、その「次」でより過剰な期待をしてやって来られることを考えるとウンザリなので、「だぁめーぇー、やぁだー、絶対むりぃー、ほらほら、悪い子はイカせないよぉ。お○んちんこのままにして帰っちゃうよ~」(接客中ほんとにこんな感じです……)って、笑顔でお断りしちゃうのですけれどね(笑)。
『性感エステ・お客さん編』。次回もまだまだ続きます♪
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