AV出演が夫にバレ、夫はヒモ状態に…(1)
AV出演が夫にバレて開き直った私は…
私の前夫のB男に、つまり、1番ばれたくないところにばれてしまった私(詳しくはコチラを参照)。しかも、「AVの仕事は続けていく」と告げてしまった以上、こうなったらもう開き直って、もっともっと仕事を頑張ろうと思えるようになりました。
そこで、これまでパブが狭かったのを一気に全開に広げました。
(パブが狭い=AVのみ顔出しOK、AV情報誌や書店売りの雑誌のみ掲載OKとするなどのように、パブリシティを制限すること。全開とは、スポーツ新聞や一般の週刊誌などすべての媒体に、顔出しをOKして掲載を許可すること)
また、仕事時間も変えました。
それまで保育園のお迎えに間に合うよう、撮影時間を9時~17時にしてもらっていたんですが、間に合わないんですね。それに、間に合ったとしても、身体がハードなんです。大概1日2回絡みの撮影をするんだけど、この時間内だと午前中にパッケージの撮撮影をして、お昼挟んで午後に立て続けに2絡みするなんてことに……。
つまり、あそこが休まらず、炎症起こしてしまうこともしばしば。身体がしんどかったのです。
それだけではなく、撮影に時間のかかる“ドラマもの”は、どうしても受けられなかったんですよね。でも、ドラマものには凄く興味があったし、AV業界を勉強するに従って作品にも詳しくなり、「このシリーズに出たいなー」「この監督に撮ってもらいたいなー」なんて気持ちも出てきました。
ということで、B男が休みの日には“ケツなし”で仕事を受けることにしたのです。
ドキュメントももちろん素で楽しめるんですが、ドラマものを初めてやったときの達成感というか、みんなで作品を作り上げた感がすごくあり、ハマッてしまったわけです。「わ~、もっといっぱい作品を残したい!」と思うようになり、以前の「仕事=お金」の私ではなく、真剣にこの仕事をしたい、私をもっと知ってもらいたいという気持ちになっていたのです。
そこで、ブログも書き始め、撮影会やイベント、グラビア撮影、取材……と、毎日どんどん忙しくなっていきました。
勤めていたお店を辞めてしまい専業主夫状態になった元夫
一方、B男は、AVバレの一件から仕事に気持ちが入らなくなり、そのとき勤めていたお店を辞めてしまいました。
友達のお店の1ブースを借りて、今までの指名のお客さんを接客したりしてましたが、なかなか金銭的には難しい状況でした。まあ、自分の奥さんがAV出ていたのを知って、大喧嘩の末に、認めざるをえなくなった訳だから、相当なストレスはあったと思います。
そんなわけで、どんどん収入格差が生まれてきて、私がほとんど外で仕事をこなし、B男は子どもたちの保育園の送り迎えをしながら家で私の帰りを待つ……という、逆転夫婦になっていったのです。
<次回>に続く。
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