女性の体型の悩み、ワースト3位はバスト、２位は腹＆腰周り。１位は？

女性の体型に関する悩み、圧倒的に下半身に集中!!

女性のボディメイクを専門とするエステサロン『deVOLTA』には、結婚式を控えた女性や、若々しさをキープしたいセレブ主婦などが駆け込んでくる。

オーナーの中島絹代さんによると、その悩みの多くは下半身、特に太ももからヒップラインに集中するという。

「圧倒的に太ももですね。１位が太もも、２位にお腹と腰回り、３位にバストといったところでしょうか」

確かに太ももはセルライトが付きやすく、しかも洋服を着たときにラインや太さが非常に目立ってしまう場所だ。スキニーパンツを格好よく履きこなしたいと思った日には、太ももが気にならない女性などいないだろう。

「ボディラインは下垂によって崩れます。本来あるべき場所にある皮下脂肪が、別の場所に流れていってしまうことで、フォルムが格好悪くなっていってしまうんですね。

例えば、中年の女性ですと、腹筋が衰えたことによって腰回りについてきた皮下脂肪が下腹部に流れてポコンと飛び出してしまったり、バストにあるべき皮下脂肪がバストの下垂に従ってお腹の全面と繋がってポヨンとしてしまったり……」

そう、必ずしも、今お腹にある肉は、元々お腹の肉ということではないのだ!!　なんとも驚くべき現実である。

「体型によって、崩れやすい形というのもありますね。例えば、欧米人のような足がスラッと長い方は、骨盤とあばらの距離が短いので、寸胴になりやすいという傾向があります」

バストに関してはすでに諦めているだけかも……!?

悩みとしてはそれほど多くないバストだが、それはすでに諦めているだけかもしれないと中島さんは言う。

「気にしていても、豊胸手術などを受けない限り、どうしようもないと思っている方が多いのではないでしょうか。そのため、悩みとして上げてこないだけじゃないかなと。でも、実際、ブラを変えただけで、１カ月で２カップ大きくなった方もいるほど。バストだって形もサイズも変えることができるんです」

それは、“本来あるべき場所に皮下脂肪を戻してあげる”ことで、可能だという。

中島さんのサロンとショップでは、マッサージの施術とオートクチュールランジェリーによって、“皮下脂肪の移動”を実現させている。

もちろんプロの力を使えば、スポーディーに効果的な変化を期待することができるのだが、ボディラインにとって最も大きな影響を与えるものは、その人の意識だという。

「身体って自分の持ち物だと思うんですよ。きれいでいたいな、こういうボディを維持していたいなと、具体的に思い浮かべて美しくなることを楽しんでいる女性は不思議と老けにくい気がしています。

逆に、『もうヤダ、なんでこんな体型なんだろう』と自分の身体を悲観的に思っている方は、老化も早いんです。ちょっと信じがたいかもしれないけれど、これが長年女性の身体に触れてきた私の実感です。

何歳になっても、なりたい自分を想像してワクワクしていられる自分でありたいですね」