女性のお悩みNo.1の性交痛。自宅でも簡単に解消できるその方法とは?<後編>
性交痛を解消するトレーニングをご紹介!!
前回に引き続き、性交痛の解消法。今回は、麻衣さんが行ったトレーニングをご紹介します。いま性交痛に悩んでいる方は、試してみる価値アリですよ♪
① マスターベーション法
まずは1人でできるトレーニング。
彼がいると気を遣って集中できないので、1人での練習が一番効果的です。
【行い方】
1)時間がある時にゆったりとした気分で愛撫を始めます。
2)クリトリス愛撫で高まってきたら、濡れていることを確認してから中指を膣口に当てましょう。膣口の周辺に円を描いたり軽く指先を少しだけ挿入したりして、膣に指が触れる感覚に慣れていきます。
3)慣れてきたら、指先を少し深めに入れて、横方向に振動させます。気持ち良さが出てくると膣も緩んでくるのが感じられるでしょう。
4)次に指を少しずつ膣奥に入れていきます。
無理をしないで、痛くなったらやめてもかまいません。中指1本が入ったら、そのまま動かさずにじっとしています。
挿入されている感覚に膣が慣れてきたら、少し振動させたり、ピストン運動のように奥を突く動きをしてみたり、痛くならない程度に動かしてみます。
ここまでできたら後は、挿入する指を2本にしてみたり、彼の指で同じように入れてみたり、とステップアップしていけますよ♪
② リラクセーション法
麻衣さんの場合は、深呼吸で気持ちを落ち着けることを習慣にし、また好きな香りのアロマを焚いたり音楽をかけたりと、寝室をリラックス空間にする工夫をしました。
軽くお酒を飲んでほろ酔い気分になるのも効果があったそうです。
ご自分が最もリラックスできる方法を探しながら、試してみるとよいでしょう。1つではなく、いくつか組み合わせるのもオススメです。
③ ローションの使用
膣口の滑りを良くするのに効果抜群です。
「これまで中高年が使うものと思っていた」という麻衣さんでしたが、マスターベーション練習で使ってみると、指の挿入が断然ラクになったとのこと。いまではセックスの必需品になっています。
ローションのタイプによっては、すぐに乾いてしまい、逆に痛みを感じることもあるので、商品選びも大切です。これはまたおいおい説明するとしましょう。
④ 彼のテクニック向上
彼も稚拙な前戯を反省し、本やDVDなどを買って工夫してくれるようになりました。
麻衣さんの心身をリラックスさせる優しい愛撫を長時間施してくれるようになり、挿入前に体の準備ができるようになりました。
⑤ 挿入時のコツ
工夫しながら挿入の経験を重ねるうちに、挿入角度によって痛みが増すことがわかりました。そこで、麻衣さんの腰の下に枕をたくさん入れて腰を持ち上げることで、膣とペニスが平行にすると、痛みが和らぐことが分かってきました。
こらは身体の個人差によって、どのポジションが楽かどうかは異なってきますので、カップルごとに「どうすると痛まないか?」を探していくとよいでしょう。
また、いったん挿入したらしばらく動かず、抱き合ったままでじっとしているようにしました。すると膣が挿入される感覚に慣れてきて、だんだんと違和感がなくなります。
それからゆっくりとピストンをしたので、恐怖感が薄らいで落ち着いて受け入れることができるようになったそうです。
まとめると……、
・女性1人でのトレーニング(マスターベーションやリラクセーション法)
・男性1人での勉強(テクニックをマスター)
・2人でのセックス時の工夫
の3段階を経て練習を積んでいったのです。
その結果、4か月くらいでほぼ痛みがないセックスができるようになったとのことでした。
そして、ある日麻衣さんから、美しいウエディングドレス姿の写真が送信されてきました。
「不安なまま結婚しなくて良かった。彼との一体感を楽しむことができるようになるなんて夢のようです。」という喜びの言葉が添えられていました。
私も麻衣さんの笑顔を見て、本当に嬉しかったです!
性交痛は努力すれば改善できるものです。彼とひとつになる喜びをあなたも味わってくださいね!
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