タントラセックス発祥の地、インドの性と信仰
女性器と男根の像が寺院のエントランスに?
インドの街にはそこら中にヒンドゥーのお寺があります。そして、お寺のエントランスにはどこでも、リンガと呼ばれる男根と女性器の結合を模した像が安置されています。
男根は破壊神シヴァの象徴であり、女性器は創造と豊穣のシンボルとして信仰の対象になっています。こうしたお寺に国民が日常的に通うのですから、子どもに「赤ちゃんってどうしてできるの?」という質問に、インド人たちは一切困らなそうです。
インド人の貞操観念とSEX頻度
インドのSEX頻度は75回/年と、アジアの中では平均的ですが、性生活の満足度は47%と、高い水準に達しています。
信仰の対象が男根と女性器であるくらいですから、SEXはタブーではありません。極めて享楽的な姿勢がありながら、かといって、奔放な性生活を送っているわけではありません。
お酒も煙草も宗教的には控えるべきものとされ、クラブなど盛り場はありますが、行くのははばかられる場所です。婚前交渉に対してタブー意識は根付いています。
下層階級女性への性的暴行
ご存じのとおり、インドはカースト制度があります。緩和されてきてはいますが、依然として、カーストを跨がっての結婚は社会的に難しいようです。
そんな中で、下層階級女性への性的暴行が問題となっています。
性的暴行はどこの国でも存在しますから、カースト制度に起因するものではありませんが、犠牲者が下層階級女性に集中するという事実は、インドの享楽的な性文化に隠された闇です。
インドはとても大きな国。
カーストは2000を越え、奥行きのあるインドの性文化は、層によっても地域によっても違いがあることでしょう。
ほかにも、AVはあるのか、カーマスートラは実践されているのか、など、まだまだ興味は尽きません。
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