SEXよりプライド!?若者のSEX離れは自尊心の問題だった
10代の若者のうち、男性36%、女性59%はSEX嫌い!?
2012年に発表された日本家族計画協会による調査では、16~19歳の若者のうち、36%の男性と59%の女性がセックスに「関心がない」もしくは「嫌悪感がある」と回答したそう。
また、国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、18~34歳の未婚者のうち、男性の61.4%、女性の49.5%が「交際している異性がいない」と答えたのだとか。
いわゆる、若者のほうが性欲が旺盛というのは、本当にもう過去の話なのかもしれません。
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オーストラリアでも、若い男性がSEX嫌いに!?
また、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学が行った性に関する調査でも、20歳前後の若い男性が、他の年齢層に比べてセックスに消極的だという結果が。
16~63歳の男性4300人、女性4400人を対象に実施した調査で、なんと16~24歳の男性の12%が「セックスを減らしたい」と答えたそう!
これは、どの年齢層よりも高い割合となっており、オーストラリアでも若者のSEX離れが進んでいるようです。
アメリカでは、SEXよりも成績が大事!?
また、アメリカのオハイオ州立大学とブルックヘブン国立研究所の研究チームの調査によると、若者は「お金やセックスよりも、周りから評価されたり良い成績をとることで自尊心を高めたがっている」という研究結果を発表しました。
この研究に協力したのは、主に19歳前後。研究チームも「学生は酒を飲んだり、セックスをするのが大好きだと思っていた」とショックを受けたのだとか。
SEX嫌いは自尊心を守りたいから?
また、米の研究チームは調査をした印象として、「若者は自尊心を高めることに少しこだわりすぎている」という考えを示しました。
日本でも、KYという言葉に象徴されるように「空気を読まない」ことを忌避するあまりに恋やSEXに臆病になったり、何かに熱中することを「イタい」とする風潮から、異性に対して積極的になることを避けているという説が。
一概には言えませんが、「自分を守りたい」という気持ちが、SEXに対して消極的な若者を生み出しているのではないかと日本のみならず考えられているようです。
プライドと恋する相手、どっちが大事?
好きになった人に拒否されるのは、確かにプライドが傷つくこと。
けれど、やはり、人と関わりあうことは人生の楽しさや醍醐味を感じさせてくれる出来事でもあります。
自分自身のことでいっぱいいっぱいな時期はもちろん誰しもあること。ですが、もし、誰かと関わりたい、身も心も触れ合いたいと思っているなら、どこかで勇気を持って踏み出してみては?
そこには、まだ見ぬステキな世界が開けているかもしれませんよ。
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