モテる？モテない？知られざる理系女子「リケジョ」の恋愛事情
文系男子にモテない！
「理屈っぽい」「お堅い」――これらは多くの文系男性の持つリケジョたちのイメージです。なかには「自分より数字に強くて引く」という意見も……。
筆者も学生時代は理系だったので、この手のマイナスイメージを持たれているのは、ひしひしと感じていました。
実際に文系男性とケンカになった際、「理詰めで攻めてくるからムカツク」といわれたこともあります。
リケジョの皆さん、もし文系男子が「ウールのセーター洗ったら縮んじゃった！」と訴えてきたら、「セッケンの加水分解によってタンパク質が変性するから……」と答えるのではなく、「新しいの編んであげるね！」と答えるようにしてください。
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ならば理系男子からはモテるのか？
「リケジョ」にはやはり「リケダン」と思うかもしれませんが、残念ながら必ずしもリケダンにモテるわけでもありません。
まず理系同士の会話はとかくマニアックになりがちです。理系男女が一緒に花火をみても「ストロンチウム綺麗だね」、焼肉を食べても「アクチンとミオシンおいしいね」になってしまいます。
会話の最終形はもはやディスカッションになり、どうしてもロマンチックな雰囲気になりづらいのです。
理系同士でカップル成立となるには、「よほどのきっかけ」or「各々の確固たる情熱」が必要になるでしょう。
リケジョが地味になる背景
リケジョが恋愛で苦労するのは、彼女たちの地味な外見にも原因があるようです。
めでたく大学に入学したリケジョ、入学直後はファッション、メイク、ネイルなどを楽しむ余裕があります。
しかし徐々に実習、実験などが増えてきたある日ふと気づいてしまうのです――「おしゃれしても誰も見てないのでは」「ムダなことをしているのではないか」と。
実際に、白衣を着ると服装は見えなくなりますし、薬品を扱っていると長い爪が気になる、顕微鏡をのぞくと髪の毛が邪魔……こうしてリケジョたちはどんどん実用性を重視するようになり、地味になっていくのです。
リケジョだっていいことはある
しかし、リケジョにだって恋愛向け？ な性質はあります。
意外かもしれませんが、リケジョはかなりロマンチックです。夜空を眺めて何万光年というときを隔てて到達した星の光に、悠久のロマンを感じます。無限に続く円周率に森羅万象の偉大さを感じます。
男性の皆さん、ぜひリケジョと一緒に車のナンバーを無駄に足し算してみてください。
彼女たちがどれほど可愛らしく愛すべき人種であるか、わかってもらえると思います。
ブームに乗っかって攻め続けろ
昨今のリケジョブーム、著者ははっきりいってチャンスだと感じています。
ブームに乗ってリケジョの生態と特徴をもっと多くの人に知ってもらえれば、世間は彼女たちの魅力に気付くはずです。
リケジョは合コンで堂々と大学名と学部名をいうべし！
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