「週一でセックスします」海外にはセックス契約書がある!? それってうまくいくの?
そもそも婚前契約書とは?
離婚時・死別時の財産分与の詳細を定めることだけでなく、離婚の理由になる事柄や、親族関係、結婚後の生活について定めることができます。
ただし、財産に関してのことは、民法から外れる場合は婚姻の届出前に登記をする必要があり、登記がない場合は第三者に対抗することはできません。
「性交渉の回数」はもちろん、「お互いの携帯は見ない」「ウエストのサイズの上限は○○㎝まで」というようなことも書くことができます。
このような2人の約束を決め、署名捺印して私文書とすることで、契約に反することがあった時に起こした裁判で、参考書類と認められる可能性が高いです。(書類によって認められない場合もあります)
結び方としては、
① それぞれ自分が結婚後に共同にやりたいこと、相手に求めたいこと、して欲しくないことなどを書きます。
② お互いの要求を見せ合い、お互いに不利にならないように契約内容をすり合わせします。
③ 同意の下で署名捺印します。
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セックスについての契約内容
一般的に多いのは、男性側がセックスの最低頻度を定めるということ。それに反して女性は、キスをする・愛の言葉を言う等の愛を感じる行動を日々するよう、定めることが多いようです。
日本では「性行為があまり好きではないので、結婚後性行為を強要しない」という契約を結びたいという意見もあるのだとか……。
ちなみに性行為は夫婦生活の一つとされるので、正当な理由(暴力を振るわれる等)がない場合は、離婚原因の一つとされるようです。
でも、セックスはムードや気持ちが影響してくるものなので、エクササイズなどのように、「今週一回もしてないから、はい、しよう!」と言われても、できるものではないような気がしますよね。
実際の生活の中では、厳密に一週間に一回セックスをするかしないかを血眼になってカウントするというよりは、お互いを異性として意識する気持ちを維持し、なあなあではなく緊張感のある生活を保つという程度の効果のようです。
婚前契約が原因で婚約解消も少なくない⁉
婚前契約書が力を発揮するのは、離婚時です。
まだ浸透していない日本で、「婚前契約書を結ぼうよ」と相手に言うと、「離婚することを想定して……?」と相手に不信感を与えてしまうことも少なくありません。
しかし、婚前契約書を結ぶ上で価値観が露呈するので、もしこれが原因で破綻してしまうような関係なら、結婚生活でもそううまくはいかないかもしれませんね。
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