お金、子育て、問題は山積み。でも“計画的できちゃった婚”はアリ?
「でき婚」は世間でどう思われている?
婚活アプリを運営、開発する『マッチアラーム』の調査では、でき婚そのものが「アリ」「ややアリ」と答えた人は男性で49.8%、女性41.5%という結果が出ました。
回答したのは全員独身とのことですが、意外と世間の抵抗は少ないと思いませんか?
「アリ」と思う理由としては「きっかけがないと結婚できない時代だから」「好きな人の子供なら嬉しいから」という意見が多く、そして若い世代ほど世間体を気にするものの、年齢が上がるにつれてでき婚に肯定的になるのも印象的です。
30代以降の意見としては「年が年だから順番にこだわっていられない」「出産のリミットが近い」と身体的な理由が背景にあるようでした。
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実際どうなの? 計画的デキ婚の実態
では計画的でき婚をした場合の、実際の様子ってどんなものなのでしょう?
基本的に、でき婚経験者は将来に少々不安要素があっても「何とかなる!」と思うようですが、「計画的でき婚」な方々はとくにそれを実感する傾向が強いようです。
まあ、計画していたのだから当たり前といえば当たり前かもしれませんね。しかし、周囲の人々にとっては「不測の事態」になることなので、仕事を急に辞めるなどで少なからず迷惑をかけてしまうケースは多いようです。
また、金銭面で両親に負担をかけてしまったというケースもチラホラあるようで……。どうせ計画するなら資金面も頭に入れておきたいところです。
一方、メリットとしては「結婚して子供がなかなかできずに辛い思いすることがない」という声もありました。確かに、すでに子供ができているわけですから、一人目不妊という心配はありません。
結婚後に不妊で悩まずに済む、という点は計画的妊娠であろうとなかろうと大きなメリットといえそうです。
「命」を育てるという覚悟を
計画的できちゃった結婚は、「なかなか踏み出せない第一歩の大きなきっかけになる」「身体的な限界が来る前に出産と育児ができる」という点で肯定的な意見が多く、結婚生活にもおおむねスムーズに移行できるということがわかりました。
しかし、このあたりは個々の価値観によるところが多いかもしれませんが、「命」を結婚という目的を達成するための「手段」と捉えるのはやはり危険ではないでしょうか。
いまさらここで述べるまでもないことですが、育児は決して楽しいことばかりではありません。命を授かったのならば、それに対する責任が生まれます。
100%責任を負える、という覚悟を持ったうえで「計画的でき婚」に臨んでほしいと切に願います。
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