喫煙家たちよ! 良いSEXがしたければタバコは今すぐやめるべし
タバコの何がいけないのか?
タバコの害については今まで多く語られているので、すでにご存じかと思われます。では下半身事情に直接絡んでくるタバコの含有物質は何か――それはズバリ「ニコチン」です。
ニコチンには、血管を強力に収縮させる働きがあります。タバコを吸ったときの頭がボーっとする感じ、あれがまさに血管収縮状態といえるでしょう。
さて、男性のペニス。これはいわゆる「海綿体」という組織でできているのですが、海綿体内部は複雑な血管網が張り巡らされており、早い話「海綿体=血管の塊」といっても過言ではないくらいです。
性的に興奮すると海綿体の血管が拡張し、ドッと血流が流れ込むため、あのたくましい「勃起状態」を形成するわけですね。逆に血管が収縮すると勃起していたペニスはしぼんでいきます。
ではこの海綿体の血管が喫煙によって常に収縮しているとどうなるか? そうです、ペニスは勃起することができなくなります。いわゆる「勃起不全(ED)」という状態に陥ります。
ED治療の第一歩は禁煙
EDそのものは複合的な要因で起きるので、「喫煙したら即EDになる」もしくは「禁煙したらすぐにEDが改善する」というわけではありません。
しかし、ED患者の80%以上は喫煙者というデータがあることから、実際のEDの治療は禁煙することから始まるのが一般的です。
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タバコによるその他の影響
タバコが及ぼす下半身への影響としては、他にも早漏があります。というのも、もともとED傾向がある人は「勃起している間に早く射精しなくては」と焦るため、早漏になりやすいのだとか。ED&早漏のダブルパンチは、男性にとって相当ダメージになりそうです。
また、喫煙は精子数や精子運動率を低下させるため、男性不妊の原因になるともいわれています。
SEX後にタバコをふかす姿、絵的にはかっこいいかもしれません。しかし、医学的に捉えるならば、それは「ペニスを股間にぶら下がっているただの排泄器官にしようとしている」愚かな行為に過ぎないのです。やはりタバコはSEXの敵。
良いSEXをしたいならば、今からタバコはやめちゃいましょう。
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