1か月に1錠でいいピルの誕生!? 今のうちに、知っておきたいピルの基本
そもそもピルって、なんで避妊できるんだっけ?
経口避妊薬(ピル)は女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステノーゲンが入っており、妊娠に似た状態になります。この状態は排卵を抑制したり、性器内部が着床を抑制したり、また精子の侵入を防ぐ粘液へと変化するため、避妊効果があります。
もちろん、ピルの服用を止めれば妊娠することが可能です。また、月経痛の軽減や子宮がんのリスク軽減などの副効果もあるため、治療や予防のために服用する女性もいます。
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ピルのメリット・デメリット
ピルのメリットは、避妊効果はもちろん、月経周期の安定、月経痛の軽減や子宮がんのリスク軽減などの副効果もあります。治療や女性特有の病気予防のために服用する女性もいます。
デメリットは、気分が悪くなる、頭痛があるといった症状が出る人、心筋梗塞や血栓症のリスクなどですが、低用量ピルであればそのリスクも高くないようです。日本では産婦人科にかかって処方してもらわなければなりません。体質によって合うピル・合わないピルがあるので、産婦人科医とよく相談し、自分に合ったピルを見つけることが大切です。
ヨーロッパではコンドームよりピル
ヨーロッパでは、ピルの服用率が非常に高く、フランスでは約70%もの20代女性が服用していると言われています。女性の意思で避妊することができるということで、女性の社会進出と共にピルも普及しました。
よく聞く話は、外国人彼氏ができて初めてのベッドインの時に、彼が当然のように避妊具なしで挿入しようとしてもめるということです。日本人女性は「もちろん彼がコンドームを用意しているもの」、外国人男性は「もちろん彼女がピルを飲んでいるもの」と考えていることが多いため、このようなことが起きるようです。
注意しなくてはいけないこと
妊娠は防ぐことができますが、エイズや性感染症の予防はできません。しかし特定のパートナーがいる場合には、便利ですよね。また、飲み忘れにより、効果が正常に出ない場合があります。もし一ヶ月に一錠でいいのなら、その危険性はグッと低くなります。
たとえ超薄型0.02mmコンドームであったとしても、何の隔てもなく直接愛するパートナーを感じる幸せは、何物にも代えがたいですよね。コンドームで性感を損ねたくない、盛り上がっている雰囲気の中で装着する間が嫌だ、という声は多いです。これを機に、ご自身のライフスタイルに合わせて、ピルも選択の一つに加えてみては?
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