ブーティー・ギャング・ストリッパーズ＜第38話＞

 

【連載小説】ブーティー・ギャング・ストリッパーズ＜第38話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
＜第37話から＞
「来るたびにVIPルーム貸し切りで、いちばん高いシャンパンをバカスカ開けて、
機嫌がいいときには俺たちにも景気よく飲み食いさせてくれて……まさに客の鑑だぜ。
ああいう客ばっかりだったら、どんなに商売がラクかって話だ」
「柾さんもそう思ってるんでしょうか？」
「そりゃそうだろ……って、お前、まさか」
ミシェルは目を丸くして柊太郎を覗きこんだ。
「柾が伊藤サンに惚れてるんじゃないかとか、思ってるわけ？」
「いえ、それは……」

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