泡のように消えていく…第四章～Sumire～＜第４話＞

 

【連載小説】泡のように消えていく…第三章～Amane～＜第４話＞
※連載小説は毎日20時配信です。
＜第３話より＞
「えーっマジ、それ40万もしたのぉ!?」
リミの甲高い声が鼓膜をびんびん、刺激する。
リミも桃花も、今日はまったく稼げてないのに、テンションが高い。
お金が欲しくて欲しくて仕方ないわたしと違って、2人にすればここに来るのって部活みたいなもので、
待機室で楽しくしゃべってできれば、あんまりキモくないお客さんについて、
その上でお金も入れば万々歳って感じなんだろう。

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