風俗嬢のスランプ……。お金では割りれないこと

2013-12-31 12:00 配信 / 閲覧回数 : 1,765 / 提供 : 藤村綾 / タグ : スランプ 風俗嬢


 

風俗=「自分を買われる」お仕事です。だから心も時々病みます

 

お仕事はどんなお仕事でもスランプがあります。ましてや究極の接客業のフーゾク業。出会って直ぐに男と女の関係になるお仕事です。

 

お客さんは様々。それに合わせ笑顔も作り、時には愚痴も聞き、時には性のはけ口にされ「コノヤロー」と罵倒されてみたり……。

 

心が病む時が時折あります。急に身体に触られるのが嫌になり、お仕事中に泣いてしまったことも。

 

もう風俗業界に15年も携わっているのに、未だにスランプはあります。

 

人は初めの印象は外見です。綾はもっぱら普通でマニキュアもしない。指輪も、ネックレスもしない。化粧も眉だけ。普通なのです(笑)

 

でも、あれ、あれ? 洋服を脱いでベッドに行ったら……!?

 

淫乱になり、お客さんがそのギャップにビックリいたします。淫乱とは語弊がありますが、自分を押し殺し、淫乱になりきらないとやっていられない面もあります……。

 

確かに男性に身体を触られるのは好き。でもお仕事は別です。お金を頂いている以上その時間は買われている訳ですし。

 

JESSIE

 

 

好きな人と過ごす1時間は短いのに、お客さんとは……!?

 

以前65歳のおじ様が綾を連続4日間、3時間コースで呼んで下さったことがありました。金額にしたら4日で約20万弱使ったことになります。プレイ内容は雑談と一緒にお風呂に入りキスをするだけ。後はおじ様の自慢話を相づちをうち聞くことのみ……。それで20万弱のお金を使った訳です。お風呂は入りましたが、フェ○もしてませんし、綾のあそこも触られてません。ただキスをやたらしてきましたが(笑)。

 

「楽でラッキーじゃん!」

 

と店長さんに言われました。

 

いえ、楽なもんですか! その3時間はお金で買われているので自由がないのです。当たり前ですが、年の離れたおじ様のお話に合わせるのは相当大変です。(あ〜この時間があれば、ご飯も作れるし、映画も行けるし〜)と考えてしまいます。

 

3時間が6時間に感じました(泣)。ええ、「長い!」の一言につきます。

 

好きな人との1時間はほんの数分に感じるのに、お仕事の1時間は長いです。早くタイマー鳴れ!っていつも思います。

 

こう考えるとフーゾク嬢は身体を売ってるのではなく、時間を売っているんだなとつくづく思いますね。こんな状態の仕事が連続で続けばスランプにもなります。フーゾク嬢はバカでもいいけれど、バカな振りの出来るフーゾク嬢が指名を取り要領よく仕事をこなします。

 

風俗業界は甘くない。これだけは言いたいです。安易な気持ちで入ると抜けれなくなる。気をしっかり持たないと流される。理解の上、風俗をやるかどうかはあなた次第です、ってコトですね。ハイ。

 

 

 




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