ラバーフェチ3人&フェチフェス主催者のフェチ座談会<第3回>

2015-01-18 22:00 配信 / 閲覧回数 : 1,763 / 提供 : JESSIE / タグ : フェチ フェチフェス 座談会


 

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<前回>までの座談会はコチラ↓

ラバーフェチ3人&フェチフェス主催者のフェチ座談会<第1回>

ラバーフェチ3人&フェチフェス主催者のフェチ座談会<第2回>

 

Tentoku「僕の場合は本当にゴムが好きなんです。他の方の話を聞いていると、変身願望があったり、呼吸制御やピッタリしめつけられたい願望があったりする方など様々ですが、僕の場合は自分の身体がゴムに包まれることがセックスしている状態なんです。ひとつの性別みたいにゴムを愛しているんですよね。よくコンドームとかタイヤなどはどうなんだ? と聞かれるんですが、人間同士愛するときって、こういう人がいいわというタイプがありますよね? それと同じで、僕はこういうゴムがいいという好みのタイプがあるんです」

 

らて「そもそもフェティッシュって対物なんですよね。足フェチの方に『足だけがゴロンと転がっていたら発情します?』って聞くと、たいてい『何言ってるんだ』って話なんですが、僕らは、ゴムだけで発情できるんですよね」

 

で、どんなゴムがタイプなのかを聞いてみた。

 

Tentoku「自分の身体をぴったり包めるものか、あとは匂いとか質感が大事ですね。例えば、タイヤだと、タイヤの外は好きではないのですが、中に入っているチューブは好きなんですよね。ぬらっとした柔らかい、しっとりしたものが好きなので、消しゴムとかにいちいちハアハアすることはないんです。簡単に言えば生ゴム派です。ゴムは着るけど生が好きなんですね(笑)」

 

ちなみに、素晴らしいボディの女性がラバーを着ていても、女性には発情せず、「なんて素晴らしいゴムの引き立て役だ!」と思う程度なのだそうだ。うーん、まったくわかんなーい!!

 

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で、話は振り出しに戻る。

10年ほど前までは、Tentokuさんのような若く恰好の良い男性が「ボク、ラバーフェチで、女の人に発情しないんですよね」などと語るのは、非常に勇気がいった行動だと思うのだ。

 

しかし、現在では、「ヤダッ! 変態っ!」って思うのではなく、非常にスタイリッシュで、恰好のいい感じになってしまうんである。

 

大谷「一昔前までは、お店にも自分がどんな性癖を持っていて、どんな風に苦しんできたかと涙を流しながら語ってプレイをして帰るM男性が多かったんですが、最近はそういうお客さんってほぼゼロなんです。若い子だと、『ボク、ドMなんですよね。乳首がめっちゃ好きで。てへぺろ』みたいな感じばかり。時代は変わったなと思います」

 

らて「もう悩んでないんですよね」

 

佐藤「フェチフェスガールの子たちなんて、ファミレスで『今、ノーパンなんだよね』『ローブルいいよね』なんて話を楽しそうにしていますよ」

 

今や、ド○キホーテにコスプレグッズやセクシー下着、アダルトグッズが堂々とコーナーを設けて売られている時代である。本格的なフェティッシュな方からすると数千円の激安コスプレは邪道なのだろうが、本当にハードルが下がったと言わざるを得ない状況なのは確かだ。

 

では、一体、なぜ、こんなにもフェチが盛り上がってきているのだろうか。 <次回>に続きます。

 

【座談会参加者プロフィール】

佐藤サド

エロティックからアートまであらゆるフェティッシュを集めた祭典「フェチフェス」の主催者。ビデオメーカー「フェ血ス」代表。

2015年1月25日に「フェチフェス05」開催! 詳しくは公式サイトへ。

 

Tentoku

都内を中心に活動するラバーマニア。イベント、パーティー、メディア作品に数多く出演。自身でもサロンイベントを開催するなど幅広く活動している。その活動がNHKに取り上げられ話題に。海外のラバーマニア向け雑誌『HEAVY RUBBER MAGAZINE』に特集記事が掲載され、世界的にもその名を広めた。

Twitterアカウント→@tentokurubber

http://www.facebook.com/tentoku

 

大谷ひろみ

SMクラブ『ソドマニア』に所属している。ヘヴィラヴァリストで、日本では珍しいRubberPony(ゴム牝馬)をしている。

ブログ【大谷ひろみの『異常も日々続けば日常なり』2】

 

らて

latexcatsuitというアカウントでTwitterをしているヘビーラバー愛好家。ながきにわたりフェティシュ界に関わり続ける。自身で運営するfetish-style.infoはフェティッシュファッションの情報発信基地として、多くのフェティシストからの支持を得ている。フェティシュ界を支える重要な人物の一人。

 




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