フェイク・ラブ 〜Aimi〜<第29話>
【連載小説】フェイク・ラブ 〜Aimi〜<第29話>
※連載小説は毎日20時配信です。
『第28話~』
「頼むよ、藍美。俺は、藍美がいないと生きていけない」
ありったけの力を込めてドアを閉めると、聡の鼻先がちょっと挟まって、ぎゃっという声がした。
すぐに鍵をかけチェーンをはめる。
聡はしばらくドアの前で、「開けてくれ、ごめん、俺心入れ替えるから、ちゃんと働くから」と泣き叫び、
ドンドンドンドンやってたけど、「出てけ!!!!!」って怒鳴って、
思いきりドアを蹴ったら、声もドンドンも止んだ。
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