泡のように消えていく…第二章〜Urara〜<第19話>
【連載小説】泡のように消えていく…第二章〜Urara〜<第19話>
※連載小説は毎日20時配信です。
<第18話より>
「えっ、やぁーん」
ポーズだけでまったく嫌がってない、ただムードを盛り上げるための「やん」に田端さんは案の定興奮して、
床に跪いていたわたしを抱き抱え、いきなり唇を割って激しいディープキスを始める。
田端さんの口は煙草とコーヒー、2種類の苦い味がした。
あぁ、この味。あの人の味とよく似ている。あの人もヘビースモーカーで、大のコーヒー党だったっけ。
ファーストキスもたしか、ちょうどこんな感じじゃなかったかな。
強引にわたしの中に侵入して、口を犯すような激しいディープキス。
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