フェイク・ラブ 第三章〜chiyuki〜<第7話>
【連載小説】フェイク・ラブ 第三章〜chiyuki〜<第7話>
※連載小説は毎日20時配信です。
『第6話~』
さすがに校門を出るまで手は繋がないけれど、2人の体は触れそうで触れない、カップルじゃないとありえない距離で並んでいる。
長谷部くんが何か冗談を言ったらしく、加恋ちゃんの頭がおかしそうに震える。
2人がまぎれもなく恋人同士であることを見せつけられて、胸がちぎれそう。
苦しいのに、切ないのに、それでも長谷部くんを一目見たくて、放課後窓から外を見下ろすことをやめられない。
江口くんと付き合い始めてからも。
がたん、とすぐ隣で椅子を引く音がした。
隣の席の女の子はとっくに帰ってしまって、座ってるのは彩菜。こっちを見てちょっと怒った顔をしている。
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