Kiyomi〜風俗嬢の恋 vol.4〜<第6話>
【連載小説】風俗嬢の恋 Vol.4 <第6話>
※連載小説は毎日20時配信です。
『第5話~』
「清美はナンバーワンで、人気者で、富樫さんからも大事にされていて。そういう暗い思考が入り込む隙が、今までなかったんでしょ? でも、みんなが清美みたいに、幸せってわけじゃないのよ」
なんだか嫌味っぽい一言だった。
実際その通りで、それでもなんとか反論しようとした時、
富樫さんが長い身体を邪魔そうに折り曲げながら休憩室に入ってくる。
「まゆみ、一番ボックスね」
「はい」
素早く準備をして香耶は出かけていく。
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