泡のように消えていく…第二章〜Urara〜<第33話>
【連載小説】泡のように消えていく…第二章〜Urara〜<第33話>
※連載小説は毎日20時配信です。
<第32話より>
「とにかく、わたしは辞めますからね! 絶対、ローズガーデンなんかに戻ってこないもん!
ソープ嬢なんて、子どもいて続けるわけないでしょう」
「場所を考えろ。そんな大声を出したら待合室まで聞こえる。今2人、お客さんが中にいるんだ」
「荷物取りに行ってきます」
投げつけるように言ってフロントに背を向けた。
朝倉さんはそれ以上咎めもせず怒鳴りもせず、追いかけても来ない。
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