泡のように消えていく…第二章〜Urara〜<第34話>
【連載小説】泡のように消えていく…第二章〜Urara〜<第34話>
※連載小説は毎日20時配信です。
<第33話より>
「ねぇ親には言ったの? 相手の親には? 彼氏、まだ若いんでしょう? というか彼には? 病院には」
「もう、うるさいなー。颯太くんには最初に言ったし病院には今行ってきました!
妊娠に間違いないって。ママにも報告したよ。おめでとうって、喜んでくれた」
「あぁ、いいトシして次々男に入れ込んで、時々金欲しいって泣きついてくる、例のバカ親ね。おばさんソープ嬢の」
今日は雨音さんの相手はしないって決めてたけど、さすがにこれは聞き捨てならない。
おばさんのところで、怒りのボルテージが一気に頂点まで突き上げた。
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