泡のように消えていく…第三章~Amane~<第16話>
【連載小説】泡のように消えていく…第三章~Amane~<第16話>
※連載小説は毎日20時配信です。
<第15話より>
「やばいー、あたしもう、バッキバキぃ〜」
まもなくひなつが目をとろけさせ、ミッくんに寄りかかる。
隣を見れば、七華の顔が既にイッちゃっている。
あたしの脳も中心から痺れて、耳の横からぱちばち火花が飛び散っている。
平然としているのは澪輝だけだ。澪輝もキメているはずなのに、顔に出ない。
客は薬に酔わせても自分は薬に飲まれない、それが売人の基本なのだという。
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