フェイク・ラブ 第二章〜Nanako〜<第16話>
【連載小説】フェイク・ラブ 第二章〜Nanako〜<第16話>
※連載小説は毎日20時配信です。
『第15話~』
「ここじゃなくて?」
ヒラノさんの指が襞をまさぐる。
ポイントは外しているはずなのに、次にやってくる快感を期待して蜜が止まらない。
「そこじゃないよ。女の子の気持ちいいとこは、ここ」
「ここ?」
白い指先がポイントを捕え、思わず腰が浮く。
既に自分を見失いそうになっていた。これは仕事のはずなのに。
あたしの反応に興奮したヒラノさんが柔らかい唇をそこへ持っていく。
「ここなんですね」
過ぎる舌先が、執拗な刺激を始める。
既にぐったり濡れたあたしの中心、蜜が蜜を呼び、より柔らかく熱く、子宮の奥までとろけそう。
気が付けばあたしは、無我夢中で柔らかい髪の毛に包まれた頭を抱え、狂ったように声を上げていた。
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